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【子育て中のパパママたちへ】「心配しないで、本が読めるようになるまでには段階があります!」子どもが本に楽しく接するための「心構え編」

体験談

こんにちは、はるかです!

子育てをしているパパママは、
子どもが思うように本を読んでくれないと悩んでいませんか?

この記事では、

•子どもが楽しく本に接するための心構え
•それぞれの段階での心構え

について紹介したいと思います。

私は約10年間小学校の教員として勤務してきて
(特別支援学級の担任経験あり)、
子どもが本を読めるようになるには段階があると気が付きました。

はるか
はるか

そして、
その段階を見守る
保護者の心構えが大切だと思いました。

ただ、これは私の経験を基に書いているので、
全ての子どもがこのような段階を踏むとは限らず、
段階を飛ばす場合もあるかと思います。
私の記事は参考程度にお読み下さい。

本を読めるようになるまでの段階についてはこちら↓

子どもが楽しく本に接するための心構え

子どもは本を読めるようになるための階段を1段ずつ丁寧に上っていると思おう

子どもが楽しく本に接するための心構えの1つ目は
「子どもが本を読めるようになるためには段階があり、
子どもはその階段を1段ずつ丁寧に上ってると思おう」

ということです。

はるか
はるか

「子どもには楽しく本を読んでほしい」
「本を読んで語彙を増やしてほしい」
と誰しもが考えると思います。

しかし、子どもの頭の中では「学習」しているのですが、
大人から見ると、
興味が無いように見えてしまったり
集中してないように見えてしまったりすることがあります。
大人は

「せっかく読み聞かせをしてあげてるのに」
「せっかく良い本を買って来てあげたのに」

という気持ちがあるので、
余計に子どもに本を真面目に集中して読んでほしいと躍起になってしまいます。

しかし、子どもが本を読めるようになるには段階があると思います。
大人には興味がないように見えてしまっても、
子どもはその階段を1段ずつ丁寧に上っています。

子どもが本を読めるようになるまでの段階を知らずに

「集中してない」
「真面目に読んでない」

と大人が一方的に捉えてしまったせいで、
誤った声掛けをしてしまい、
子どもが本を面白くないと思ってしまったら、
こんなにもったいないことはありません。

子どもの反応を一時的に捉えるのではなく

「子どもはこれから少しずつ本を読めるようになるのだ」
「本が読めるようになる段階があるのだ」
「子どもはその階段を1段ずつ丁寧に上っているだけなのだ」

と気長に待つ気持ちを持ちましょう。

楽しい気持ちを忘れずに

2つ目の心構えは、「大人が楽しむ気持ちを忘れない」ことです。

子どもは大人の反応をよく見ています。
大人が楽しくなければ子どもも楽しいと思えません。
パパママが本を嫌いだったら、
無理して子どもに本を読ませなくてもいいのです。
今はネットに動画や電子書籍だってあるのですから、
絶対に本を読ませなくてはならないということはありません。

はるか
はるか

ただ、
それでも子どもに本を読んでもらいたいと思うのであれば、
パパママが本を大好きになったら良いと思います。

また、前述したように、
大人の思うような反応を子どもがしなくても、
楽しい気持ちを忘れずに
本と向き合ってみて下さい。

本が読めるようになるまでの6段階での心構え

ここからは、
本が読めるようになるまでの6段階での心構え
について解説します。

6段階については以前の記事でも紹介しています↓

※以下、薄背景の部分が6つの段階の記事の抜粋です。

ただ、これは自分の経験してきた段階での心構えなので、
学術的な根拠はありませんし、
全ての子どもが同じ段階をたどるとは限りません。
参考程度にお読み下さい。

「本に興味がない段階」

まず、「本に興味がない段階」での心構えです。

「本に興味がない段階」では、
大人が読み聞かせをしている時に、
その場からいなくなって露骨に興味がない態度を示すこともあれば、
いなくなりはしないものの、
心ここにあらずといった感じでぼーっとしている場合もあります。

この時、本に興味が無さそうだからといって、
大人まで興味を無くしてしまったら、
子どもは「本は面白くないんだ」と思ってしまいます。

ただ、子どもが興味が無いと判断したら、
大人が早々に切り替えるというのも手です。
子どもの前に本を置くのをやめ、
大人が興味をもって読んでいる姿を見せるのも良いでしょう。

はるか
はるか

子どもは本に興味が無さそうでも、
私は本に興味があるように見せ、
子どもが興味が出てくるまで気長に待つ気持ちが
大切です。

「全てのページを最初から最後までめくる段階」

この段階では、「ページをめくる」ことが楽しくなっています。

めくることが楽しいので、
読み聞かせをさせてくれずに大変です。

「せっかく読み聞かせしてるのに」
「読み聞かせさせてよ」

と思って、めくるのをやめさせたい気持ちになります。

はるか
はるか

この時も「今はめくるのが楽しいのだな」と思って、
気長に次の段階にいくのを待つ気持ちでいました。

「絵だけを見る段階」

文字が読めない小さな子どもにとって、
絵は一番の情報収集手段です。
1つの絵をじーっと見ることもあれば、
少し見て次のページ…と
絵だけを順番に見ていくこともあります。

今度は絵だけを見ているので、
大人は読み終わったのに次のページに進ませてくれなかったり、
まだ読み終わってないのに次のページにいってしまったり
します。

はるか
はるか

「絵を見ているのだな」と割り切って、
次の段階にいくのを待つ気持ちました。

「好きなページだけを見る段階」

この段階では、ページをめくれるようになり、
絵の情報も手に入れたので、
好きなページを見つけられるようになります。
特定の好きなページをじーっと見ることもあれば、
複数の好きなページを何度も見ることもあります。
ページを飛ばしたり、
前のページにいったり
後ろのページにいったりします。

読み聞かせをしているのに
前のページにいったり
後ろのページにいったりすると、
ストーリーがごちゃごちゃになって困ってしまいます。

はるか
はるか

この段階にくると、
子どもの好きな物がわかって嬉しいという気持ちで、
次の段階にいくまで気長に待ちました。

「文字に興味をもつ段階」

これは、文字が読めるようになったら現れる段階です。
知っている文字を読んでみたり
「これは『か』」などと大人に教えてくれたりします。

読める文字しか読まないので、
読める文字が無くなったら

次のページにいってしまいます。

でも、文字に興味をもってくれると、
読み聞かせをしている大人としては嬉しい気持ち
です。

はるか
はるか

子どもと一緒に本を読めるようになるまであと少し、
という気持ちでいました。

「本を読む段階」

この頃の子どもは文字に興味をもち、
読めるようになっています。
最初は1文字ずつ読んでいきますが、
そのうち単語ごと、文節ごとに読めるようになり、
最後に文章として読めるようになります。

はるか
はるか

ここまで来ると、
やっと子どもと一緒に本を読めるようになります。
子どもと本を読むのを楽しみましょう!

成長を気長に待つ心構え

この記事では、

•子どもが楽しく本に接するための心構え
•子どもが本が読めるようになるまでの段階での心構え

について説明してきました。

繰り返しますが、この段階は、
子どもたちを観察し、私が経験した段階なので、
学術的な根拠はありません。
この段階は無いことがあったり、段階を飛ばすこともあります。

しかし、段階があると知っているだけで、

「今はページをめくるのが楽しい時期だから本を読んでないように見えて仕方がない」
「段階を経て読めるようになっていくから気長に待とう」

という気持ちになり、子育てに余裕をもてるようになります。

この記事が子育て中のパパママにお役に立てたら嬉しいです。

本が読めるようになるまでの6段階についてはこちら↓

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